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カテゴリ:こころ、泡立つ(events)( 179 )

茶摘み

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村民の過半数が65歳以上、という限界集落。

「天空の村」とも呼ばれるこの土地に移住した
知人の手伝いで、茶摘みを体験しました。

かつてはこの土地の主力産業だったお茶づくりも、
人手が足りずに商売としては衰退。
それでも、元祖ブランド茶としてのプライドから、
自分たちの飲む分だけは、と、
老人たちが手入れを欠かさずに茶畑を守って来たのだそうです。
今がその収穫期。

この日みんなで摘んだ生葉は30kg
それが製茶すると5分の1にまで減るのだとか。
囲炉裏で遠火にした和紙の上で生葉を手もみし、
火を入れます。


【煎茶道】を長らく習っている方のおもてなしで新茶をいただきました。

その日摘んだ葉は、淹れたお茶は、ほんの少し口に含んだだけで
ぱっと薫りが暴れ、「若い!」という感じ。
昨年収穫のお茶のまろやかさに比べると、まだピキピキ跳ねている
魚を思わせる生命力が漲るかんじ。
一煎目と二煎目とでは、印象が全然違う。

飲み干すと、軽く酩酊したような、
一気に視界が開けるような、高揚感に包まれました。
日本茶、すごい。

谷間に泳ぐ鯉のぼりを見ながらの新茶。
山深い緑、谷底の緑、茶葉の緑、茶揉みに使った軍手の緑。
これが、茶碗に注がれた緑になって、身体の中にすうっと入っていきます。
甘露、甘露。ありがたきこと。



































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by office_bluemoon | 2017-06-07 13:42 | こころ、泡立つ(events)

rice terraces

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棚田に。
谷から吹き上げる五月の風。



































































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by office_bluemoon | 2017-05-22 07:29 | こころ、泡立つ(events)

into the woods


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古い民家を購入した知人の山に。

荒れ放題だった土地を拓き、風を通す。
鬱蒼とした杉林に手を入れる。

「おうちの建材として、必ずや、役に立てますから」と
手を合わせてから
木肌に刃物を入れ、竹の道具で外皮を起こし、
せーの、で木肌をむく。

現れるのは、ドキリ、とするほど艶めかしい木肌。
手を当てると水がじんわり滲み出てくる。

鳥の声の合間に、斧を使う音がコーン、コーン、とこだまする。




















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by office_bluemoon | 2017-05-22 07:27 | こころ、泡立つ(events)

森ごはん

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南イタリアを舞台にした映画のワンシーンのような
クリアスカイと陽ざし。
そんな昼下がりに、
大きな桜の木の下で仲間とごはん。

竹をナタで割って作ったお皿にご馳走を盛って、
レンガの窯でピザを焼いて、
竹のグラスで乾杯。

本日のソプラノは、ウグイス。
バックコーラスは、アオガエル。
パーカッションは、リスが担当しております。


















































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by office_bluemoon | 2017-05-05 21:52 | こころ、泡立つ(events)

Shima blu

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北の土地の春は一度にやってくる、というのは本当だった。

水仙と木蓮、菜の花と藤の花が一斉に咲乱れ、
ヤマザクラと八重桜の木が競うように
桜吹雪を舞い踊らせ、渓流に花筏を作る。

覗き込んだ谷底の水は鮮やかなブルー。
山からやってきた雪解け水。いのちの色。






















































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by office_bluemoon | 2017-05-02 21:42 | こころ、泡立つ(events)

an exclusive, rainy day

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by office_bluemoon | 2017-05-01 07:12 | こころ、泡立つ(events)

しづこころなく

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名残の桜。
暮れなずむ刻。
人もなく、鳥の声がときおり響く。
休日に入る前の静かな時間を友人と。

来年もまた、大好きな人たちと
たくさんの桜を見られますように。










































































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by office_bluemoon | 2017-04-15 07:02 | こころ、泡立つ(events)

The Mad Tea Party

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「アリスのお茶会に行きませんか?」と友人から。

トランプやチェシャ猫の微笑みが宙に浮かぶ空間。
子供たちは人形劇にかぶりつき。
大人たちはアコーディオンの伴奏を聞きながら、
ロゼ、白、とグラスを重ね、ひねもすおしゃべりに興じる。

















































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by office_bluemoon | 2017-04-11 07:10 | こころ、泡立つ(events)

名残の花


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冬と春のみぎわはかくも美しく。




























































































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by office_bluemoon | 2017-04-09 07:16 | こころ、泡立つ(events)

赤坂大歌舞伎『夢幻恋双紙』

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惚れた女のために、何度も転生できるとしたら?

中村勘九郎、七之助兄弟が演じる赤坂大歌舞伎『夢幻恋双紙』。

「あなたとは昔、会った気がする」
恋のデジャブー感(既視感)を逆手にとった情痴沙汰。
因果応報。繰り返されるどんでん返しに、終わった瞬間に呆然。


桜酔い冷めやらず。
もの思い。諸行無常。
この舞台の幻影と共に、まだ夢うつつ。












































































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by office_bluemoon | 2017-04-07 06:38 | こころ、泡立つ(events)