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カテゴリ:その時口ずさんだ(勝手に訳詞)( 21 )

"Greatest Love of All" Whitney Houston

"Run to You"と、同点一位で
思い入れのあった曲。

うちのめされたり、
もうだめなんじゃないか、と思ったときに、
いままで何度この歌を口ずさんだことだろう。

大ヒット曲、"I will Always Love You"が実は
道ならぬ恋(不倫)の顛末だというのが、
あまり知られていないのと同じように、
この歌詞の素晴らしさが伝えられていないのが、
至極残念。

サワリだけ摂訳。
PVの映像は
歌詞をちゃんとなぞらえているのです。

ただ歌が好きだった少女のホイットニーが
きらびやかに成功を収めた大人のホイットニーと
ステージの上で向かい合うフィナーレ。
少女にこう、訴えかけます。

(ここは抄訳)
Greatest Love of All、つまり
何よりも尊い愛というのは、
まず、自分を信じること。
誰にもおもねないで。
胸を張って。
強さはあなたの中にもう、ある。
夢は必ずかなうから。






Everybody's searching for a hero
People need someone to look up to
I never found anyone who fulfilled my needs
A lonely place to be
And so I learned to depend on me


I decied long ago
Never to walk in anyone's shadow
If I fail, if I succeed
At least I'll live as I believe
No matter what they take from me
They can't take away my dignity


ヒーローの登場をみんな夢見ている
誰かに憧れながら生きていたいと
だけど、私がそう思える人には結局出会えなかった
寂しいことだけれど
だから、自分を信じよう、って思うようになった

ずいぶん前に、こう決めたの
誰かをたよるのは、もうやめようって
うまくいこうと、いくまいと
とにかく、信じたとおりに生きるの
奪いたければ、奪えばいい
私のこころざしだけは奪えない
































































そよ風の贈りもの

ホイットニー・ヒューストン / BMG JAPAN

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by office_bluemoon | 2012-02-17 09:44 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

"Slave to Love"  Jimmy Scott

このヴォーカルは女性だとずっと思っていた。
男性が、こんなふうに歌っていたなんて。

映画『ナイン・ハーフ』の挿入歌でもあった
ブライアン・フェリーのカバー、もとい、オリジナル!が
青臭く、軽く見えてくるほどの、
円熟した哀切。
涙する人の傍らに
言葉なく寄り添うような
寡黙なぬくもり。

歌詞がまた、精緻な短編のようで。
薫り立つのは
刹那の
甘さ、苦さ。







彼女に伝えてくれ
くたびれきって、ぐったりして
もう、逃げようもない
いつもの場所にいるから、って

女を求めるなら
わかっていなければならない
どれだけタフな奴も弱り、
富める者もみじめになるのかを

恋のとりこに
もう、逃れようがない
恋におぼれている

僕と逃げるんだ
地に降りたらいけない

ひとところにとどまれない
何ものにもしばられない
空は燃えている
炎の海
君の世界は変わってしまうけど、
僕はこれからも変わらない

嵐が荒れ狂っている
それとも、そう見えるだけなのかもしれない
分別つくには若すぎて、
夢を見るには年をとりすぎたよね

やがて春がやってきて
君を僕に振り向かせる
君の笑い声が聞こえる
君が笑う顔が見える

恋のとりこに
もう、逃れようがない
恋におぼれている


Tell her I'll be waiting
In the usual place
With the tired and weary
Where there's no escape

To need a woman
You've got to know
How the strong get weak
And the rich get poor

Slave to love (repeat)
And I can't escape
I'm a slave to love

You're running with me
Don't touch the ground
We're the restless hearted
Not the chained and bound
The sky is burning
A sea of flame
Though your world is changing
I will be the same

Slave to love (repeat)
And I can't escape
I'm a slave to love

The storm is breaking
Or so it seems
We're too young to reason
Too grown up to dream
And the spring is turning
Your face to mine
I can hear your laughter
I can see your smile

Slave to love (repeat)
And I can't escape
I'm a slave to love



















ご興味がおありの向きへ。
ブライアン・フェリーは個人的には好きなんだけれど、
この曲はJimmy Scott爺にどうしても軍配があがる
(なんて軽くみえてしまうんだろう)。


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by office_bluemoon | 2011-11-23 15:21 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

"Heart to Heart"

Kenny LogginsとMichael McDonaldの動画を
以前にも紹介しているけれど、
David Foster、と
サックスにKenny G(←このひとはいつも虚無僧のように客席に現れる)、という
豪華版も見つけたから、紹介。



Darlin'
Tell the truth
Don't turn away
This is our last chance
To touch each others heart
Does anything last forever
I don't know
Maybe we're near the end
(So come and tell me)
So darlin'
Oh, how can we go on together
Now that we've grown apart
Well the only way to start
Is heart to heart

ダーリン、ほんとうのことを言って
顔をそむけないで
これが、最後のチャンスなんだよ
本音を伝えあう

永遠に続くことなんてあるんだろうか
もう、たぶん、僕たち終わりだと思う
(だからねえ、こっちにきて、話して)
だから、ダーリン、
どうやったら一緒に続けられる?
こんなに気持ちが離れちゃったのなら、
てはじめにできるのは
素直に向き合うことしかないのに







メロディはこんなに爽やかなのに、
詞は身を切るほどせつない内容で。

そんな機微なんて知るよしもない
誰かと向き合ったことすらない
幼すぎる頃からなんでだか、
大好きで、よく口ずさんでいた。
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by office_bluemoon | 2011-11-03 13:09 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

"This Happy Madness"

はばかりなく大好きな、十月。


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十月の歓喜。
ゴキゲンな狂気。

こんな気持ちの良い朝には、
落ち葉を蹴散らしながら口ずさむ歌がある。




作曲はアントニオ・カルロス・ジョビンということで、
このバージョンの前半はポルトガル語。
後半は英語(ボサノバのご多聞にもれず、内容がぜんぜん違う。
ポルトガル語の題は、”Estrada Blanca” ― 白い道)。
フランク・シナトラ、ピンキー・ウィリアムス、TOKU、鈴木重子、と
カバーは多数。

英語版の歌詞が大好きで、大好きで、
勝手に試訳。

主人公を女性にしてしまったけれど、
これが男性でも、
いくつだとしても、
恋に落ちたばかりのときって
(だれでも。じぶんも)おバカさんで、可愛い。





What should I call this happy madness that I feel inside of me
Some kind of wild October gladness that I never thought I'd see
What has become of all my sadness all my endless lonely sighs
Where are my sorrows now

こみあげてくるこのゴキゲンな狂気を、なんて呼ぼう?
味わうことがあるなんて思ってもみなかった、
手なずけられない十月の歓喜みたいな気持ち。
あまたの悲しみやひきもきらない侘しいため息、
あの嘆きたちはいったいどこに消えてしまったの?

What happened to the frown and is that self contented clown
Standing grinning in the mirror really me
I'd like to run through Central Park carve your initials in the bark
of every tree I pass for every one to see

あの仏頂面は何だったの?
ヒロイン気取りの茶番、だったの?
鏡の前でニヤニヤしているのは、ほんとうにこのわたし?
セントラルパークを走り抜けて、あなたのイニシャルを樹の皮に刻みたい。
みんなにも読めるように、通りかかるどの樹の幹にも。

I feel that I've gone back to childhood and I'm skipping through the wild wood
So excited that I don't know what to do
What do I care if I'm a juvenile I smile my secret little smile
Because I know the change in me is you

子供の頃に戻ったみたい。そして伸び放題のこだちを
スキップして通り抜けていくみたい。
ワクワクしすぎて、もう、どうしていいのかわからない。
もし子供なら、気兼ねしなくてもいい。
ひとり微笑みを禁じえなくても。
だって、私が変わったのはあなたのせいだって
気づいたんですもの。


What should I call this happy madness all this unexpected joy
That turned the world into a baby's bouncing toy
The god's are laughing far above One of them gave a little shove
And I fell gaily gladly madly into love

このゴキゲンな狂気を、
この世界を
ところせましと動く赤ん坊のオモチャに変えてしまった
思いもかけないこの悦びを、いったいなんて呼べばいいの?
はるか天上で神々が笑ってる。
そのうちのひとりにそっと背中を押された。
こうやって、陽気に、愉快に、熱烈に、わたしは恋に落ちたの。
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by office_bluemoon | 2011-10-07 08:41 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

"Smile"  Jermaine Jackson

あれから2年。


弟の棺をまえに、
この歌を選び、歌いきった兄。


何が心をよぎったのか、
一箇所、Jermaineが歌詞を間違えています。
そこにまた意味を見出したくなる。

拙い試訳をご紹介しますが、
さて、Jermaineはどこを間違えたのでしょう?
(こたえはこのコラムの下に)






"Smile"

微笑んで 胸が痛くても
微笑んで くじけそうでも
空が雲で覆われていたって、だいじょうぶ
心配や悲しみがあったって 微笑んで
微笑んで 明日になればきっと
人生はまだ捨てたものじゃないってわかるから
ただ微笑んでいれば

Smile though your heart is aching
Smile even though it's breaking
When there are clouds in the sky, you'll get by
If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile


喜びで顔を輝かせて
哀しみのかけらも見せないで
涙があふれそうになったって
そんなときこそ がんばって微笑んで
微笑んで 泣いたってはじまらないよね?
人生はまだ捨てたものじゃないってわかるから
ただ微笑んでいれば

Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness
Although a tear may be ever so near
That's the time you must keep on trying
Smile, what's the use of crying?
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile


微笑んで 胸が痛くても
微笑んで くじけそうでも
空が雲で覆われていたって、だいじょうぶ
心配や悲しみがあったって 微笑んで
微笑んで 明日になればきっと
人生はまだ捨てたものじゃないってわかるから
ただ微笑んでえいれば

Smile though your heart is aching
Smile even though it's breaking
When there are clouds in the sky, you'll get by
If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile


そんなときこそがんばって微笑んで
微笑んで 泣いたってはじまらないよね?
人生はまだ捨てたものじゃないってわかる
ただ微笑んでいれば

That's the time you must keep on trying
Smile, what's the use of crying?
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile







































こたえ:
2パラグラフ目、
本来は
"Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness"
喜びで顔を輝かせて 哀しみのかけらも見せないで)である
箇所を

"Light up your face with sadness
Hide every trace of gladness"と
歌っています。
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by office_bluemoon | 2011-06-25 00:51 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

"You're Only Human" Billy Joel

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人生を投げだす前に、
もう一度考え直して、と若者に呼び掛けた
メッセージソング。








だいじょうぶ、だいじょうぶ。そんなこともある。
人間だもん、間違えたっていいんだ。

僕だって、友達すらいないように思えた
あの長い孤独な日々を切り抜けた。
ちょっとばかりの信念があったから
コーナーで休んでまた、世界と向きあえた。

だから君だってまだ巻き返せることを忘れないで。
少しすればまた、あの追い風が吹いてくるはずだから。


It's alright, it's alright, sometimes that's what it takes
We're only human, we're supposed to make mistakes

I survived all those long lonely days
When it seemed I did not have a friend
Cause all I needed was a little faith
So I could catch my breath and face the world again

Don't forget your second wind
Sooner or later you'll feel that momentum kick in

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by office_bluemoon | 2011-06-03 06:49 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

"Do They Know It's Christmas?"

伝えなければ、と思う歌詞がある。
歌詞の全訳はあまり公開しない主義だけれども、
思い切って試訳で。

なぜ祝うのか、についてあまりにも思考停止している風潮に
たとえ無駄かもしれなくても、警鐘を。

読んでいて異を唱えたいくだりはあるけれど
(とくにボーノの歌うパートはひっかかるし、
キリスト教中心世界観も物議を醸すところだけれど)、
とにかく、忘れてはいけない曲。

陰のない世界なんて、現実じゃない。
それがファンタジーだとわかっていればいいけれど、
そんな薄っぺらなものを鵜呑みにしてはいけない。
悦びや宴の中の真っただ中にあっても、闇に押しやられている存在を
忘れずにいるだけで、何かが必ず変わる。
いったい、今の人はこの歌詞の意味を知っているのだろうか?






クリスマスがきた
だけど、畏れることはない
クリスマスには、ぼくらは光を受け入れ、陰を消し去る
そうしたら、ものは満ち足りたこの世界で
喜びのスマイルを交わし合えばいい
両手を広げて、世界を抱きしめよう
クリスマスだから

それでも、祈ろう
隣人のために
クリスマスのときに
難しいかもしれないけれど、愉しいときにこそ
君の窓の外には、こんな世界がある
怖れと不安でできた世界
そこにあるただひとつの水の流れは、身を切るような哀しみの涙
そこで鳴り響くクリスマスの鐘は終末を告げている
そこにいるのが自分でないことを、今夜神に感謝しないか

こんなクリスマスの時期、アフリカでは雪は降らない
彼らにとって最高のギフトは生きていること
草木も根を生やしやしない、雨も、河の流れもない場所で
彼らはいったい、今はクリスマスだと知っているのだろうか?

みんなのために、乾杯しよう
灼熱の太陽の下にいる彼らのためにも、グラスを合わせよう
彼らはいったい、今がクリスマスだと知っているのだろうか?

世界の人々に食料を
もういちど、今はクリスマスなんだよ、って、知らせてあげよう
世界の人々に食料を
もういちど、今はクリスマスなんだよ、って、知らせてあげよう



It's Christmastime; there's no need to be afraid
At Christmastime, we let in light and we banish shade
And in our world of plenty we can spread a smile of joy
Throw your arms around the world at Christmastime
But say a prayer to pray for the other ones
At Christmastime

It's hard, but when you're having fun
There's a world outside your window
And it's a world of dread and fear
Where the only water flowing is the bitter sting of tears

And the Christmas bells that ring there
Are the clanging chimes of doom
Well tonight thank God it's them instead of you
And there won't be snow in Africa this Christmastime

The greatest gift they'll get this year is life
Oh, where nothing ever grows, no rain or rivers flow
Do they know it's Christmastime at all?

Here's to you, raise a glass for everyone
Here's to them, underneath that burning sun
Do they know it's Christmastime at all?

Feed the world
Feed the world

Feed the world
Let them know it's Christmastime again
Feed the world
Let them know it's Christmastime again



ジョージも、サイモンも、ポールも、トニーも、若い!
全4枚セットDVDのステージは、奇跡のギグの宝箱。 













































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by office_bluemoon | 2010-12-25 13:23 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

Don't Stop Me Now (Queen)

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走る
走らないと間に合わないかもしれない。
走る。
頬を伝う涙をぬぐおうともせず。
涙をぬぐってくれるなんて人が
あらわれても、あらわれなくても、
どっちだっていい。
走る。
走らなければ。

どうして涙が流れるのか
理由なんてわからなくたって、走る。

走らなければ後悔する。
ひとり、走るしかない。
走り続けることをえらぶ。

誰にも止められない。










"I'm trav'ling at the speed of light
I wanna make a supersonic woman out of you"



光の速さでぶっとばしてる、俺。
おまえを、スーパーソニック(超音速)ウーマンにしたい。









































グレイテスト・ヒッツ

クイーン / EMIミュージック・ジャパン

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by office_bluemoon | 2010-11-20 20:57 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

My Foolish Heart (Bill Evans)


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甘やかな音楽にも似た闇が忍びよる。

ざわつく心を
あさはかな、とたしなめるのか。
あやふやな、とやりすごすのか。
曖昧さをそのままに、
たゆたっていたい。

My Foolish Heart。

日没と月の出のあわい(間)を
指で大切になぞっていく。
晩夏のあしおと。
初秋へのプレリュード。




























































Waltz for Debby

Bill Evans / Ojc

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by office_bluemoon | 2010-08-29 07:22 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

hellos and goodbyes


「生きてると、ハロー、とさよならを繰り返してばかり。
悪いけど、それでもそろそろ行かなくちゃ」








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自覚のないほど軽微な「やぁ!」、と
「またね」、が尽きることなく日々綾をなす。
「さよなら」は、言ったり、言われたり。

ほんのささやかでも、
ときどき身を切る死と再生。
次の場所は、どこ?













BGM:

Billy Joel
"Say Goodbye to Hollywood"
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by office_bluemoon | 2010-02-19 07:20 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)