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カテゴリ:Serendipityのしっぽ(縁)( 3 )

活字の神様の気まぐれ


古書・古書店関連の本を
まとめ読みしている。

その資料指南を仰いだ書友に
併せて
「あらためて、この人はすごい」と
伊丹十三さんのエッセイを勧められる。
都内でも気骨ある書店のひとつ、
Shibuya Publishing Book Seller(SPBS)の
2009年ベストセラーランキングでも、
今なぜかこの人の本が二冊も
ランクインしていたと。
その理由が知りたくて
二十年ぶりくらいに再読。

同時に、推薦リストから
角田光代さんの
『古本道場』も入手。
良く知っているところと
未知の古書店とのバランスが
ほどよく、すぐ読了。
隣町のなじみある店の記述に
じっとしていられなくなり、
読み終わるや否や、家を飛び出す。

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その日の古書探訪、一軒目で
目に飛び込んだのが、この本。

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エッセイの次に入手しよう、と
思っていた矢先。
今、一番もっと知りたくなった人。こと。
しかも初版。
格安、というわけではなかったけれど、
運命感じて連れ帰る。

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活字の神様の
「見えざる手」。
人が人を呼ぶような、
仕組まれたような出会い。

小川でも、やがて大海に注ぐように。
蛇行や滞りがあっても、
ものごとはかならず定まるべきところに、
収斂してゆく。
やっぱりそう、と
心底愉快。痛快。
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by office_bluemoon | 2010-03-23 10:51 | Serendipityのしっぽ(縁)

巣窟



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港町。夜更けの彷徨。
たった数ブロック、予定よりも余計に走ったところで
偶然入ったバー。

音楽の趣味も、人との距離感も、ほどよく
初めての場所ではないかのように空気になじむ。

ぽつりぽつりとマスターとおしゃべり。
マスターが心酔し、手本にしたお店が、
私もどこよりも大切に思っていた
都内my隠れ家バーであることを知る。

バーなんて、それこそ世に星の数ほどあるのに。
銀河系スケールの正面衝突?

てらいもなく
センチメンタルに浸れる仄暗い巣窟。
あらたにひとつ発見。
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by office_bluemoon | 2009-12-19 09:25 | Serendipityのしっぽ(縁)

おともだちへの追伸


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「ふと、思い出して。」と、
おともだちが手ずから額装して
「海」も封じ込めて
贈ってくれたアンティークの絵葉書。














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なんだか、初めて会った気がしない、と
ずっと眺めていたら、急に理由がわかった。
















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面立ちが好きで、以前から鏡の横に
ピンナップしていた
この女優さんのショット。
似ている!
纏う雰囲気も、状況も。

私の手元にきたのも、
きっと偶然じゃない。


日々の彩り、光の意味を教えてくれる
洒脱な、かけがえのないおともだちへ。

あの額には、
こんな続きのお話がありました。
いつも気にかけてくださって、
感謝しています。
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by office_bluemoon | 2009-07-04 14:15 | Serendipityのしっぽ(縁)