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"So Many Stars" (Sarah Vaughn)

天の川をひさびさに見て、思い出した。

雲の都合で見えなかっただけで、
星はいつだってそこにあった。

その時空の果てしなさ、
数えても尽きない星の輝きに魅入られると、
名前とか意味とか意志だなんて
どうでもいい、
このままあてどもない
銀河の迷子になって
流されてしまったって
かまわない、とさえ思えて。




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by office_bluemoon | 2011-07-31 17:08 | 私的juke box(tunes)

Be Free


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鳥に教えられる。

下ばかり見ていたら、
高く悠然と飛べない、と。
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by office_bluemoon | 2011-07-31 16:19 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

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ことしは、崎の突端で。

観衆の熱狂をよそに、仕掛けに徹する寡黙な花火師の背中に、
いつもくらくらする。

夏、もうおりかえし。












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by office_bluemoon | 2011-07-28 01:58 | こころ、泡立つ(events)

Waiting

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もしや!?とおもい、
ハードボイルド規範と照らし合わせる。

1.組織に属さず → △(流派とヒエラルキーがあるらしい) 
2.自分だけにわかる規範(コード)に準じる → ○ (きいたわけじゃないけど)
3.優しい →  ○ (衆生を救く)


ハードボイルドだったんだ!!!
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by office_bluemoon | 2011-07-25 06:07 | ハードボイルドでいこう

night picnic

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お招きいただいたホームパーティon the beach。

バンド演奏が終わり、グラスが空になり、映画も終わって、
テーブルも運び去られ、
誰も彼も、何もかもひとつずつ消えていっても
乾いた北風が心地よく去りがたくて。

潮騒の音を聞きながら
砂のうえに仰向けになって
なぜだか懐かしい
天の河をずっとずっと眺めていた。



(Jさん、Kさん、いつもありがとうございます)
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by office_bluemoon | 2011-07-24 08:48 | こころ、泡立つ(events)

『埋め合わせ』

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* 『埋め合わせ』、というお題に期待されているであろう
ことが書けなくて書けなくて苦しんだ。
 でも、私の中では
この旅のエピソードと『埋め合わせ』は確かにつながっている。




 「昨日は晴れとったのに。女の人がきて月が恥ずかしがっちょる」

 送迎バンの運転手さんのかざす懐中電灯の光を頼りに、山のてっぺんにある
天文台に続く砂利だらけの山道を歩いていた。
 四万十川に来ていた。村立の天文台がある、と宿で聞いて、夕食のあとに
車をお願いした。この村の小学校で長らく理科を教えていた元校長が、
引退して天文台の案内係をしているという。
 月に雲がかかっていた。薄墨色の雲の切れ間からは深い闇が覗き、
星が無数に瞬いていた。話が途切れた沈黙を、虫の声と枯葉を踏みしめる音が埋めた。
 
 拍子抜けするほど、小さな天文台だった。体を屈めなければ、入り口から
中に入れなかった。
 「校長、おるか」運転手が声をかけた。 
 「今日はお客さんがくるっちゅうから、晩酌をあきらめたけん」間接照明の光の中に
いたずらっぽい顔が浮かんだ。この天文台のあるじだ。

 筒型の観測部屋を囲む凹面の壁一面に、マジックで何かを書き込んだ
模造紙が貼られていた。元校長は、その模造紙の片方の端を指し示しながら
話し始めた。そこが、宇宙の始まりなのだという。
 ビッグバンに続く銀河系の誕生。そして、太陽系の誕生。ここまでは
空白ばかりだったが、地球の誕生以降は文字が多くなる。
海の誕生。バクテリアの誕生。隕石の衝突。両生類の上陸。
恐竜の絶滅。氷河期。
 年表の順を追った講釈を聞きながら
こんなふうに授業を受けたかった、と思った。

 やっと霊長類が登場した。模造紙のへりまできていた。赤線が引かれ、
その先には何も書かれていなかった。赤い線は二十一世紀の現在、というよりも、
この線そのものが人の歴史だという。最初は意味がわからなかった。
元校長はかかっと笑った。      
 「地球ができてから、四十六億年。この年表の紙の長さはな、百万年を
一ミリに換算して再現しちょるから、地球の歴史はぜんぶでぐるり、四メートル
六十センチになった。人類が登場してから、十万年。この年表だと〇・五ミリ。
髪の毛一本の太さもないんじゃ。こんなあっけない時間の中で、笑ったり、
泣いたり、くだらんことで争ったりしちょる。ここまでくるのに、
四メートルもかかったのにのう」

 数字に疎いとか、悩みごとで頭がいっぱいだとかぼやくのを、きっぱりと
黙らせる力がその赤い線にはあった。この部屋をほぼ半周した果てに、
やっと登場したのに、髪の毛ほどの幅もない人の歴史。しがない私の生涯などあと、
どれだけ生きてもまばたきほどの長さもない。

 帰る頃には薄雲が晴れた。歩きながら考えた。天の河を地上でなぞるように、
四万十川沿いの山道を降りた。じたばたしても無駄、と達観するのもありだし、
今この一瞬を、と刹那に生きるのもありだ。


 このときの赤い線のことが、三月の「あの日」以降、折に触れ浮かぶ。
あの赤い線はエンドラインになるのだろうか。
 どうにでも、という無常観と明日はない、という享楽主義がかわるがわる
心を占める。ともすると無常観のほうが勝りそうになるが、深く考えないことに、
慣れてしまった。天気予報と「今日の放射能汚染は」という話題が真面目に並べて
語られる日常にやがて慣れたように。

 この愚行を埋め合わせてみせる、と言い切るにはあまりにも
人間に与えられた時間は短く、その存在は儚い。よりよく生きるには、
その儚さを覚えていたほうが良いのか、忘れたふりをしたほうが良いのか、
私にはよくわからない。
















































































 
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by office_bluemoon | 2011-07-22 09:14 | ほんの習作(掌編・エッセイ他)

そぞろ歩き


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洗い髪にサンダル履きだって、旅びとになれる。
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by office_bluemoon | 2011-07-21 10:46 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

『ミツバチの羽音と地球の回転』@神奈川市立大学


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「パソコンもおぼつかなかった」という友人の
お義母さまが立ち上がり、
友人夫婦が熱心に運営に携わった
自主上映会に。


美しい瀬戸内海で進められる原子力発電所の建設計画。
島の暮らしをまもるために立ち上がる住民。
石油依存社会に向けて国ぐるみで取り組むスウェーデン。

2009年の作品。

「私たちが海を壊すことなんて絶対にありません」

311後に観ると、
この映画の中で
国と電力会社のなすことすべてが反証になる。


総意がかならずしも国を動かしていないのならばなおさら、
現実を知り、自分のあたまで考えることが先決。



『ミツバチの羽音と地球の回転』 







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キャンパスの並木道。
やはり蝉の声が少ないように思えて。


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大教室、っていいな。居眠りしていた思い出ばかりだけれど。
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by office_bluemoon | 2011-07-21 10:44 | Life is Cinema (映画)

Good Morning

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朝4時。
鳥が啼く。

混沌の中から
清らかなる花開く。
朝がくる。
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by office_bluemoon | 2011-07-18 09:17 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

Galaxy Express

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終電ひとつ前の満月。
やむにやまれず横浜駅で。

この満月を眺めに行くはずだった
別の場所のことばかりかんがえていた。
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by office_bluemoon | 2011-07-17 10:10 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)