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Daikanyama T-Site  (代官山蔦屋書店)

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オープンは、12月。
やっと立ち寄れた(なんという生活だったのだろう)。

代官山 蔦屋書店
とにかく巨大、とは聞いてはいたけれども、
これほど甚大とは。
おそらく、生まれてから入った中で
一番大きな書店。


これほど夥しい知の集積の中に置かれると、
自分が大海の中の一滴ほどの価値もなく思えてくる。
生き方が間違ってたんじゃないか、と猛烈に反省モードになった。


何かを探すことすらあきらめて、ラウンジanjinでほてりを冷ます。
anjin マティーニ (ジンの代わりに梅酒とベルモット。オリーブなし)
白穂乃香(国産白ビール)の泡の立て方が絶妙。

本屋にいたのにけっきょく、
一冊の本も取り出したり、開くこともできなかった。
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by office_bluemoon | 2012-02-28 09:40 | 活字に遊ばれ(活字のある風景)

"I Saw the Light"    Todd Rundgren, Daryl Hall

多感だった頃に流行った
音楽を聴くたびに、おもうこと。

15歳のじぶんに会って恥ずかしくないか。
夢で描いていたような大人になっているか。

(とりあえず、
誓いどおり、
いんちきなしで、ジーンズを履ける。
本も読んでいる。
音楽も聴いている。
気が向いたら海にも行ける。
ひとりでレストランにも、バーにも入れる。旅にも出られる。
ともだちもいる)


将来のこととか、なんだか、
心配ばかりしていた
15歳の私に
まっすぐ、にっこり、
どうにか生き延びてるよ、
こんなにしあわせになったよ、って
笑いかけてあげられるか。



Hall and Oatesが流行ったのは、
グレーのミニのタイトスカートの制服があんまり似合わなかった
女子高生の頃。




この映像を見つけて、元気付けられたのは、
Todd Rundgrenが昔よりはるかに歌が上手になっていて
Daryl Hallが、60歳過ぎてなお、
昔よりもむしろ、すこやかに音楽を愉しんでいるところ。
こんなふうに、やわらかく、ヌケ感をもって、
ゆるそうに見せて(見せる、ってところがポイント)
年齢を重ねるのってかっこいい。


こんな番組も発見。
ふつうにDarylのおうちでやっているこの感覚が、いい。 

Live from Daryl's House


好きなことを、愉快にずっと続けているひとは、
周囲の人もハッピーにする。

つらそうに何かをやるんじゃなくて、
そんなふうに、
いろいろあったって、
ハッピーのおすそわけができたら、最高。
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by office_bluemoon | 2012-02-25 19:22 | 私的juke box(tunes)

and I saw the lights


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光さす手前って、いちばん暗い。
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by office_bluemoon | 2012-02-24 09:07 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

2011年Book, Cinema & Music 総括

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手元の控えによると、
書籍76冊。
映画16本。

これだけかぁ、と今年も思う。

2011年読書生活について。
自主的、自発的ではない読書。つまり、読書会の課題図書や、
ありがたいことに依頼を受けて、のレジュメ執筆、
翻訳のための読書が多かったのが特徴。

何ものにもとらわれない
放埓な読書の領域を残したまま、
仕事ベースの読書も増やしていくのが今年の課題。

周囲のbookworms、本の虫たちの読書エネルギーが刺激で、
原動力だった。感謝。
洋書の割合が増えたのも、2011年の特徴。よしよし。

ベスト2+1
『カデナ』 池澤夏樹
『なぎさホテル』 伊集院 静
『初秋』から
ロバート・B・パーカー、『長いお別れ』、『ブレイバック』を
筆頭に、レイモンド・チャンドラーの和英、両文体にしつこく注目して
再読。
力量のなさから忙殺されているときほど、
頭を冷やして原点にたちかえりたくて、就寝前にこれらのシリーズを再訪した。
オアシスの泉だった。
文体、翻訳の賞味期限について考えるときの基軸とした。

好き、を抑制しなくていい幸福。


2011年映画生活について。
じっと座っている時間を捻出できなかった。
今年はi-padを活用させよう。

感性を停滞させないこと。世の中を悟ったふりをしないこと。
自分はなんてものを知らなかったんだろう、とびっくりし続けていること。


ベスト3

落下の王国
海の上のピアニスト
アメリカ、家族の風景 


2011年音楽生活について。

アルバムベスト3

Solo Monk   Thelonius Monk
Duets II    Tony Benett
SWOP!   Club des Beluga




断酒中に幾度となく聴いて
エア酩酊した思い出の曲のひとつ。

What is Jazz
Club des Beluga


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by office_bluemoon | 2012-02-21 09:56 | こんなもの、読んだ(本・雑誌)

"Greatest Love of All" Whitney Houston

"Run to You"と、同点一位で
思い入れのあった曲。

うちのめされたり、
もうだめなんじゃないか、と思ったときに、
いままで何度この歌を口ずさんだことだろう。

大ヒット曲、"I will Always Love You"が実は
道ならぬ恋(不倫)の顛末だというのが、
あまり知られていないのと同じように、
この歌詞の素晴らしさが伝えられていないのが、
至極残念。

サワリだけ摂訳。
PVの映像は
歌詞をちゃんとなぞらえているのです。

ただ歌が好きだった少女のホイットニーが
きらびやかに成功を収めた大人のホイットニーと
ステージの上で向かい合うフィナーレ。
少女にこう、訴えかけます。

(ここは抄訳)
Greatest Love of All、つまり
何よりも尊い愛というのは、
まず、自分を信じること。
誰にもおもねないで。
胸を張って。
強さはあなたの中にもう、ある。
夢は必ずかなうから。






Everybody's searching for a hero
People need someone to look up to
I never found anyone who fulfilled my needs
A lonely place to be
And so I learned to depend on me


I decied long ago
Never to walk in anyone's shadow
If I fail, if I succeed
At least I'll live as I believe
No matter what they take from me
They can't take away my dignity


ヒーローの登場をみんな夢見ている
誰かに憧れながら生きていたいと
だけど、私がそう思える人には結局出会えなかった
寂しいことだけれど
だから、自分を信じよう、って思うようになった

ずいぶん前に、こう決めたの
誰かをたよるのは、もうやめようって
うまくいこうと、いくまいと
とにかく、信じたとおりに生きるの
奪いたければ、奪えばいい
私のこころざしだけは奪えない
































































そよ風の贈りもの

ホイットニー・ヒューストン / BMG JAPAN

スコア:


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by office_bluemoon | 2012-02-17 09:44 | その時口ずさんだ(勝手に訳詞)

After a Year and Half

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一年半通っていた出版翻訳ゼミの最終エッセイ課題が
「この○○年、このゼミで学習して」。
最後の三ヶ月はほとんど通えなくなってしまったけれど、
隔週ここに集ったことで
何かが変わった。それを師匠に伝えたくて。

以前使った311モチーフを、練り直し、再構成。
提出したものに加筆。

震災との距離感に、批判があるかもしれないけれど。
いま、まがりなりにも生きていることの
有難さを自分なりに踏まえた
所感としてご理解いただけたら、と願うばかりです。





After a year and half 
             

 終業、三十分前。ファイルを上書き保存。デスク周りの私物を少しずつ、鞄にしまい始める。
化粧室に立ち寄り、傍目にあまり悟られない程度に顔色を整えて、乱れた髪を直す。
オフィスを出たら、小走りに。地下鉄に飛び乗ったら、一番改札に近い車両まで移動する。
 あるいは、タクシーをつかまえてA郵便局のほうに、と告げる。「対前年比実績」、「ブランド戦略」、
「瑕疵の担保」。実利的なことばのめっきが脳細胞からぽろぽろと剥がれ落ちる。六本木通りの
角を曲がると、住宅地。学校に着く。英知をつかさどるミネルヴァのフクロウは夜飛び立つ、という
ことばが浮かぶ。
 フクロウ、ならぬ、T師匠による出版翻訳ゼミの授業が始まる前、私は深い森に
分け入っていくこびとのような気分にいつもなった。

 倦怠期の妻が夫に抱く殺意。アル中あがりの私立探偵のぼやき。ワインの目利きを競う
スノッブな晩餐会。古今東西の浮世が題材になった。人称、文体、「てにをは」などについて、
みっちり授業を受けた。だけど、師匠みずからが豪語してはばからないように、
このゼミのハイライトは実はそのあとの、『食事会』だった。
 文学やエンターテイメントに偏ってはいても、生徒の年代が幅広いこともあり、
話題は尽きることなかった。翻訳のことはもちろん、読んだ本、映画、話題のベストセラー、
出版業界の裏話、師匠の青春時代の話。もちろん、心躍る話ばかりではない。
横の席に座るように命じられ、じきじきに(愛ある)苦言やアドバイスを賜ることもあった。
 一夜明け、師匠平身低頭?のメールが届くこともあった。温かな酒席だった。

 これほどまでに書籍や文芸の話ばかりをしていてもかまわない、フェアな学びの場所を
知らなかった。正確に言うと、そういう場所から意識的に、遠ざかっていた。文学なんて、
ご飯の種にならないものなんて、と人生から排除して、久しかった。とにかく本が、
なかでも文学が好きなんです、なんて、あられもなく言うことすら、許されない気がずっとしていた。
 好きに訳していい。そして、楽しむこと。それ以外にも、授業の中からは、単なる修辞にとどまらない、
文芸翻訳家として生きていくための矜持や仁義のようなものを数多く学んだ。純然と楽しい。
それだけで、損得なしで何かを続けていい。そのことを、満喫した。

 半年学んだところで、311を経験した。その夜、家人は帰宅難民になり、私は自宅で停電の中、
ひとりだった。リュックを傍らに置き、毛布にくるまってろうそくの光で、読みかけだった『グラーグ57』
(スターリン政権下のロシアを舞台にした冒険長編小説)をかじかむ手で開いた。どうせ
眠れないだろうから、と、イナゴの大群が去った後のようなコンビニで調達したばかりの
ウイスキーをストレートでグラスに注いだ。主人公と一緒にシベリアの大地を逃げ回りながらも、
頭の片隅では、今置かれている信じがたい事態は現実であることを
頭に浸透させようと焦った。うすぼんやりと理解した。
 絵空事などではなく、今夜を境に、とんでもない世の中になるのだと。

 危機が近づいています、と知らされたなら、まず、人で溢れかえるのは、コンビニであり、
物資を売っている商店やスーパー、ガソリンスタンドだ。酒屋や、書店に走る人なんて、
そうそういない。だけれど、日々の暮らしで、「生活必需品」しか置けないのだとしたら、
なんとも世界は味気なくなる。たとえば、あした世界がなくなります、と言われたら人は何をするだろう。
 きっと私は(不謹慎で不人情のそしりを免れないのだけれど)あの晩と同じように、灯火の下、
グラスを片手に本を開く時間をいとおしむ。たった五分でもいい、とその時間を渇望する。
あるいは文章を書くにせよ、翻訳をするにせよ、文芸に触れていたい衝動を殺さざるを得なくなる
事態のせんなさを、思い知る。食べることにも、身の安全を守ることの足しにもならない。その上、
即効性のあるわかりやすい用途がない。それでもだんじて欠かせないものが、人生にはある。


 震災の夜にこんなふうに考える不謹慎を、かつての私だったら自分に許さなかった。困難や、葛藤に
直面すると、こんなときにこそ、絵画が、詩が、文学が生まれるのだと、考えるようになった。
 ミネルヴァのフクロウはいつのまにか森を出た。私の肩先にもたぶん、舞い降りていた。
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by office_bluemoon | 2012-02-16 09:42 | ほんの習作(掌編・エッセイ他)

"Run to You"    Whiteney Houston

どの曲がベストか、と友人との問いかけに
一日かけて考えて、これに。

活き活きとしたWhitneyの美しさと
この映画を観ていた頃の自分の幼さを思う
(この頃はだれの腕に飛び込みたい、って夢見ていたんだっけ?)。

なんの因果か、天使の装束。
不覚、涙。

RIP。











































THE BODYGUARD

ホイットニー・ヒューストン / BMGビクター

スコア:


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by office_bluemoon | 2012-02-13 15:01 | 私的juke box(tunes)

minute by minute

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時を刻むのは、アラームでも、カレンダーでもなくて、
だれかとみる空だってこと、なんでわすれちゃうんだろう。
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by office_bluemoon | 2012-02-12 19:42 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

江戸逍遥 『没後150年歌川国芳展』

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浮世絵を一度に450点余観るのは、初めて。
二度見てもいい、という友人の有難きお誘いを受け、
三人で二時間かけて鑑賞。

歌川国芳 展 

日本人ってこんなにパンクで、ファンクで、
ゆるい、洒脱なユーモアを持ち合わせていたなんて。
風刺もとことん、明るくてラテン。
この絵師に会ってみたい、と思った。

とにかく、発想が自由。
どんなに不遇をかこったって、
幕府の禁制があったって、
描きながら楽しくて仕方がなかったのだと思う。
百五十年以上を経ても、
愛と駄洒落と心意気、って
ちゃんと伝わるものなんだ。



江戸情緒で頭をいっぱいにしたあとは、
タイムマシンに乗ったような居酒屋を求めて下町へ。

電気街。
メイドがチラシを配り、
萌え萌えイラストの看板が乱立する中
奇跡のように残る黒塀のたたずまい。
遊びの粋人の水先案内で
昭和29年創業の居酒屋へ。

玉石の床。よしず張りの天井。相撲番付。役者絵。
おままごとみたいに小さなお猪口。
さしつさされつ、は、いったいどれだけ呑んだのか
わからなくなる。

メカブ
タコぶつ
イカ塩辛
鳥モツ煮込み
穴子天ぷら

暖簾をかいくぐりコートの襟を掻き合わせて見上げた満月は、
CGか、浮世絵の背景のように澄み、にっこりとして見えた。



会話の断片メモ:
内田百聞、『ルパン』、銘仙、着物のあわせ、柄合わせ、猫、
伊藤深水、天保の改革、元禄文化、泉鏡花
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by office_bluemoon | 2012-02-09 09:47 | こころ、泡立つ(events)

メンタルをチェンジする10の習慣

やってもやっても、さまざまなことが終わらない感がある。
いくら寝ても心も体もすっきりしない。
日常を何とかまわしているけれど、
大事なことを達成できていない気がしてならない。

こんな日々が昨年から続いている。

いやいややっている仕事などない。
だから、「やらされている」感からくる疲労感は、ない。
しあわせなことに。
そのぶん、自己管理が問われるし、
約束にせよ、仕事にせよ、
ひとつの遅延は、ほかへのしわ寄せの言い訳にならない。
恒常的に緊張している。

緊張をうまく制御できないと、
肋骨や腰にずっと負担がかかる。
頭痛も引き起こす。
過呼吸のように息がずっと浅いから
思考も浅く要領を得ず、
忘れ物とかこまかなミスが多くなる。

ひとえに、
ものごとの処理能力が問われる。

好きなことをさらに極めたい。
やるべきことを効率的に済ませたい。
そのために、必要なのは、

1. 時間管理
2. 体力
3. 切り替えと集中力

このうち、1と3を、克服するソリューションになりそうな
記事をウェブで見つけた。 


友人の真似をして、分析。


すでにやっていること/心がけていること


ゆっくり話す

もともと遅い。あとは、はっきりとした声で簡潔に、かな。
声を出す場所に注意(お腹から)。


1日30分はひとりの時間を

これなくしては、生きていけない。
ずっと昔からそう。


今やっていないけれど、すぐにでもできそう、明日からやろうと思うこと


手帳の管理

手帳の達人たちに、学ぶべし。
目標、達成事項の視覚化。
一年とか、三年とか、の長期的目標には
以前から利用してきたけれど、日々の欄はこのところ
締切りや約束を書くことさえプレッシャーで、空欄にしてきていた。
幼稚な逃避行動。
結果、うっかりミスが。
ひとさまに迷惑をかけてはいけない。

でもなぁ、ひらめくためには、
とりとめのない時間も必要なのである。
その確保のために、やるか。


約束時間10分前の法則

時計を10分進ませているのに、10分進ませているのを
ちゃっかり利用している姑息な自分をどうにかしたい。
たった10分で、心理的アドバンテージをとれること、
ずいぶんあるのに。


呼吸トレーニング

効果あるのは、頭でわかっている。
移動時間のときとか、
やってみよう。寝てしまっても、それは、それ。


1日10分、1箇所の片付けを

耳が痛い。
家の中に、アリ塚がいっぱいある(洋服アリ塚、本のアリ塚、書類のアリ塚...)。
やれば、きっとすっきりするの、頭ではよくわかる。


やったほうがいいのはわかっているけど、、、難易度高めなこと


検証日記をつける

メモ程度ならできるのかも。


寝る前1時間は次の日の準備を

1時間は、無理。30分だったら、できそう。
このあと、ひとりの時間を組み合わせたら、ぐっすり
寝られそう。


嫉妬心を感じたらひと言褒める

「嫉妬ほど自律神経を乱すものはない」
確かに、嫉妬心ほどやっかいな感情はない、と思う。
そんな感情を抱いていることじたいが、
自分をすごくいやになる。

だけど、
ある対象に自分は嫉妬心がある、というのを認めることで
まず、いいんじゃないかと思う。
それと、人を話題にするときに、
褒めるまではいかないまでも、
ポジティブな言葉を使う(=ネガティブな言葉を使わない)のも
言霊ではないけれど、効果があると思う。

お洒落のポイントは靴

この年齢になると、ますますそう。
それと、ワードローブの一新をするならまず、靴のグレードアップ、にしよう。




切り替えが上手になったら、
こんなふうに脱力したい。
つれづれなるままに暮らせる、って実は究極の贅。
メトロのポスターより。

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by office_bluemoon | 2012-02-08 07:46 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)