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island breakfast

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台風の大うねりを眺めながら
友人とファミレスで朝ごはん。

ベーコンエッグトーストとコーヒーだけなのに、
透き通る青さに、胸がいっぱいに。
もう、なんにもいらない、女王の気分(かんちがい)。
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by office_bluemoon | 2012-08-27 16:44 | しみじみのごちそう

a mirage in summer


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長旅から帰った友人たちに招かれて
海の家最終営業日に駆け込む。

潮騒の乾杯。
七つの海がたり。
半月も耳をそばだてて
むふふん、と笑う。

11時の消灯後、
まだ残っていた人々が
ビールケースをかついで
月夜の沢蟹のように
海を臨む公園に移動。
そこでまた、乾杯。

とどめておけない、
さらさらと美しい時間。
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by office_bluemoon | 2012-08-27 06:45 | こころ、泡立つ(events)

うつくしい酒

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巨峰のフローズン・ダイキリー。
皮をむかないままミキサーにかけた粒が
ほんの少し。
グラスの淵に
バラのつぼみのようにあしらわれている
ひと粒もポイント。


(ずうずうしくも)
わたしがわたしでよかった、
お酒が飲めてよかった、と
心のそこから思えるような一杯を
それはそれは暑い一日の終わりに。
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by office_bluemoon | 2012-08-23 23:12 | bar talk (boooze!)

a goddess

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友人の誕生日を、と
サンセットビーチで待ち合わせ。

グラマラスなビキニの女神が長い髪をなびかせて
「イェーイ!!」、とサーフィンしているみたいなゴキゲン雲。
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by office_bluemoon | 2012-08-22 07:48 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

memento


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思い出をいっぱいつくろう。
ふわり甘くて、
淡く消えてしまうものだとしても。
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by office_bluemoon | 2012-08-21 08:04 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

森で眠る酒 (サントリー白州蒸留所)

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吉田健一は、
カクテルパーティーで悪酔いをしたくないのだったら、
ハイボールで通すべし、と言い切った。
以来、ハイボールを好んで選ぶようになり、
ウイスキーに関する本を続けて読み、
嵩じて、どうしても製法が観たくなった。

山梨県、白州へ。

日本の製法技術と感性で世界に誇れるウイスキーを。
サントリーの創業者鳥井新治郎が、京都の南西、天王山の麓に
日本初のモルトウイスキー蒸留所、
山崎蒸留所の蒸留所の創立に着手したのが
1923年のこと。

成功の保証などないまま、
国内初のウイスキーを寝かせ、栓をあけるまで
6年の歳月、無収入に甘んじたという。

国内二番目のウイスキーの聖地に選んだ場所が
やはり名水で名高い白州。

山と森に抱かれた敷地に足を踏み入れると、
木立に漂う不思議な香りにそっと包まれる。
酵母菌の芳醇な香りが製法の段階によって変化するのを
足でひとつひとつたどり、全身で感じる。
博物館でウイスキーの歴史をたどる。


効率至上の世の中に流されない
ブランドへの誇り。
それでいて奢らぬ、寡黙な職人仕事。
ハードボイルドである。
そして、酒が醸成する文化や思想に、
やはり私はめっぽうよわい。


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樽の上の空白部分が、『天使の取り分』(Angel’s share)。
熟成の途中で水分やアルコール分が蒸発して
熟成開始時よりも減ってしまった減少分を、
「人間にウイスキーの作り方を教えた見返りとして、
天使がこっそり飲んでいる」と語り伝えたという。

天使、こんなに飲むんだ!
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by office_bluemoon | 2012-08-19 12:32 | ハードボイルドでいこう

日本で一番、星に近いスクリーン 『星空の映画祭』

日本一標高の高い屋外映画館で
『宇宙兄弟』を観た。
遠い親戚が映写技師をしていた。

映写室の中から映画を観続けて、約半世紀になるという。
『ニューシネマ・パラダイス』の世界そのまま。
昔語りをする、アルフレッドとトトを見ているようだった。



ムッタが、
ヒビトがいる月に向かって叫ぶ
スクリーンの後ろで、
光がすうっと流れた。

手を伸ばしたらちく、っと指にささりそうな、星、星、星。




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上映後、映写小屋に子供がむらがる。




星空の映画祭 
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by office_bluemoon | 2012-08-19 12:27 | こころ、泡立つ(events)

bon dance

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電車の中から、提灯の連なりが見えた。
間に合った。



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カメラを出して、石の階段をのぼり、
蝉時雨の森を分け入って
境内に入った。

遠くから見物しているつもりだった。
「月が出た出た...」と聞こえてきたら、
ひとりでに手足が動き出した。
驚いた。
ここ何十年も、この曲にちゃんと向き合って聴くことなどなかった。
子供のころにやったことを、
体はちゃんと覚えていた。

踊るつもりでここに来たわけではなかったのに、
輪に吸い寄せられた。
ふだん着のまま、
やぐらのまわりを幾度も回った。


みんな笑顔だった。
汗をかいた。
やかんから注いでもらった
冷たいカルピスを飲んだ。


きよらかなまぼろしを掴もうとするように、
虚空に漂う夏のなごりを
指でいくどもなぞった。


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by office_bluemoon | 2012-08-17 00:15 | こころ、泡立つ(events)

master of the game

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これからきみに、ゲームの極意をおしえよう。

いろんなHow to 本が出ているけれど、
勝つのはじつはそれほど難しくないんだ。

ゲームオーバーまでの時間は、きみのでかた次第。
ふりかかるイベントすべてを
楽しんだ者が勝ちなんだ。

そのコツを三つ、きみに伝えたい。

まずだいいちに、効率のよさを一番にものごとを
かたづけちゃいけない。
つぎに、よりたくさんの楽しいことを見つけること。
もし、時間を忘れるほど好きなことや、
素敵な人に出会えたら、それは、ラッキーアイテム。
ポイントは10倍どころか、もっと増える。
最後に、一見、無駄に思える指令も、苦しい局面も、
すべてエンジョイしてゴキゲンでいること。


あとは、何かを誰かに提供することでコインをもらえることもある。
そのコインは、いろんな場面できみを助けてくれる。
だけど、そのコインが多いからって、勝者じゃないことを
よく覚えていて。
多くの人が、このルールを勘違いして、
ずいぶんと苦労している。

できれば、人に迷惑をかけないほうがいいけれど。
そうはいかないこともあるよね。そのときは、
持ちつ持たれつ、っていうのを忘れないように。
次にであった何かによくしてあげよう。
誰かにわざと悪さをしてだしぬこうとすると、かならず
自分に悪いことが戻ってくる仕組みになっている。
うそじゃない。

とにかくクールに
口笛でも吹きながら、
運を天に任せて
エレガントにダイスを振り続ければいい。

いきづまったら、
ぷいっと南にでも向かうのもいい。
考えてもだめなときは、だめ。
ひとりでもいいけれど、
いかした音楽と気の合う誰かがいたら、最高。
あたまから布団をかぶってフテ寝をしても、
酒に逃げる日々を送っても、
パスじゃない。
ゲームオーバーまでの時間は、
きみが好きに使えばいいのだから。


このゲームの名前を言い忘れた。
じんせい、だよ。
地上できみに与えられた時間だ。

じゃ、心ゆくまであじわって。
このダイスを渡された時点ですでに、
きみはのっぴきならない競争をくぐり抜けて
ラッキーを手にしている。

それじゃベイビー、そろそろ船が出る。
ぼくはぼくのゲームの続きに戻るから。
あがりになったら、ウィナーとして一緒に乾杯しよう。
しあわせになれ。
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by office_bluemoon | 2012-08-16 09:18 | ほんの習作(掌編・エッセイ他)

future

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照れないで、
おそれないで、
きょうはここに座って
未来のことをはなそう。
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by office_bluemoon | 2012-08-09 07:52 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)