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starly night

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静かなる微熱。

喧騒をよそに、
やわらかに、超然と。
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by office_bluemoon | 2012-10-30 10:40 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

Zagatから。【「良いレストラン」「悪いレストラン」の見分け方】

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日本でもレストラン・レーティングで有名な
アメリカのZagatメルマガの記事。

悪いレストラン、はわかりやすいとして、
良いレストランの#8.はちょっとびっくり。
広告コピーやキャプションなどでは
文頭でも小文字で表記するのがクール、という
昨今のトレンドを汲んでいるらしい。
(これが、ひどく読みにくいのだが!)



「良いレストラン」を紛れもなく示す10のサイン 

1.席をはずして戻るたびに、置いたナプキンがきれいに畳まれている
  常にテーブルに目を光らせているよう、スタッフに教育しているあらわれ。

2.化粧室にブランドもののソープ類が置かれている
  ささいな点だけれど、せっかくの贅沢な気分をぶち壊しにしない配慮。

3.カクテルにこじゃれた氷を入れる
  手で削ったり、凝った形の氷を入れたがる風潮にマイナスの意見もあるものの、
  細部に気を配っている店であることには間違いない。

4.上着を預けるクロークが活用されている
  店内が常に整然としているように気配りのある店ならば、クローク係がそつなく案内するはず。

5.バターの温度が絶妙
  バターを塗るのにちょうどよい温度で出そうとする気遣いがある、ということ。

6.コースの途中でカトラリーを取り替えてくれる
  皿の上にカトラリーを置くと、「次のお皿を出しますのでそれをお持ちください」と指図する
  店とは対照的に。

7.パンを温めて出す
  数分置きに温めたパンのバスケットを持ってテーブルを回る「パンソムリエ」がいたら、なおよし。

8.メニューがすべて小文字で印刷されている
  一流の食材を使った、最もトレンディなレストランである証。メニューに日付が入っていれば、さらに一流。

9.コースがアミューズの一品で始まる
  最後に請求書と一緒に、高価なチョコの一粒が添えられていたら、パーフェクト。

10.客が不満足げだったら、別の料理を勧めてくれる
  客の満足度を最大限に高めようとする姿勢。



「悪いレストラン」を紛れもなく示す10のサイン 

1.与えられたカトラリーをずっと使え、と給仕が客に命じる
  客が皿の上にフォークやナイフを置いたら、取替えの合図、と店は心得るべし。

2.写真入のメニュー、または見本「静物」プレートが店の外にある
  アジア系食堂じゃないかぎり、西洋料理でこれはいただけない。

3.化粧室が汚い
  ここが汚ければ、調理室も推して知るべし。

4.塩・胡椒入れがベタベタ
  スタッフやウェイターの管理がなってないあらわれ。

5.ひと気がない(しかもピーク時に)
  土曜日の八時にガラガラだったら、要注意。何か理由があるはず。

6.担当ウエイターやウエイトレスの名前をやたらアピールする
  過剰な作り笑いは、手抜き料理を出す赤信号。

7.センスのないBGM
  顧客の立場でサービスを提供しているかの目安。
  デスメタルやイージーリスニングで食事を楽しめるわけがない。
 
8.オンザロックを注文すると、氷代が取られている
  どうしても採算が合わない場合は、客にわからないところから取るべし。

9.食事中に害虫のたぐいに出会う

10.食べたら出て行け、と言わんばかりの態度
  まだものを噛んでいるのに、五分ごとに「お食事はお済みですか?」と尋ねる無神経。
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by office_bluemoon | 2012-10-29 10:26 | Zagatから。

Late fall

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色づき始めた山と、手毬のような小望月。

暗くなったら、
言葉少なにおでんをつつく。
いつのまにか、晩秋。
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by office_bluemoon | 2012-10-27 13:50 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

Mario Biondi in Tokio 2012 まとめ。 (Sommario di Mario Biondi in Tokio 2012)

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(許可があったanjinで撮影。)





4日、通い詰めた。
その間に、仕事や日常がちゃんとあり、
こなしているはずなのだけれど、
あんまり覚えていない。
すべてがつながった、長い、ゴージャスな一夜を
キラキラと疾走しきった感じ。

記憶が薄れないうちに、ここにメモ。

Stage 1
10月18日(木)大雨 
代官山蔦屋 Anjin Barにて


どしゃぶり。
微熱がどうもさがらぬ中電車に乗る時間をはかりかねていたら、
友人が車で都内まで連れていってくれた。感謝。
早く到着しすぎて、グラス片手に仕事をしていた。
ふと顔を上げたら、いつのまにか、どこからともなくマリオ一行が現れて
リハーサルになった。

ピアノとヴォーカルだけ。
音あわせもなく、いきなり曲が始まった。
リハーサルと思えないほど、丁寧に、祈るように歌い上げた。
これは幻?と何度も思った。

書店の中にある、バー・ラウンジ。
ライブ目当てで来ているわけではない客の低いさざめきと、
グラスがぶつかる音が溶け合う。
氷雨に縮こまった身体が温まっていく
まろやかで、贅沢な時間。

演奏後、お話をすることができた。



Stage 2 
10月20日(土)快晴 
Blue Note 2nd. stage


土曜日の夜のブルーノートには、独特の華やぎがある。
店の前にタクシーを止め、降りてくる人々の顔に
スポットライトがあたり、美しい。
大使館関係者?が多いように見受けられた。

今度は、ハイ・ファイブのメンバーたちを従えた
ジャズバンド構成。ホーンセクションが充実した音。
これは、ファンク系というのか、ビーバップ系というのか。

客の合いの手がイタリア語で、
客席、ステージ、双方大いに盛り上がる。

ウイスキーかスコッチ?のショットグラス片手に
歌ってこれほどサマになる人は、
ほかにサミー・デーヴィス・Jrくらいしか知らない。
美学ただようダンディなたたずまい。
21世紀の奇跡、と思えるバリトン・ヴォイス。

アル・ジャロウ、オーティス・レディング、
チャカ・カーンの物真似に、うなる。
それと、踊るときの腰のキレがセクシーすぎた。

ヨーロッパ・ジャズシーンの中でも精鋭揃いの
バンドの面々も、それぞれ表情豊かで魅了された。
特に、ピアノのクラウディオ・フィリッピーノと、
サックスのダニエル・スカナピエコから目が離せなくなった。
最後は、スタンディング・オベーション。Bravo、が飛び交う。



Stage 3
10月22日(月)快晴。
Blue Note 2nd. stage


この日が最も演出も緻密で、盛り上がった。
ヒットカバー曲と、インストルメンタル曲のバランスも
一番よかった。
ありえないかぶりつきの席に。天の采配。
おろおろとして、裸眼で見るのがどうも刺激が強すぎ、
何度もメガネをかけてみたり、レンズが曇ってはずしたり。

座席の関係か、はたまた華麗なるカンチガイか、
Close to Youのサビで、何度か目があって、気絶しそうに。
もじどおり、Close to Youな位置関係だったのである。

帰途、グリーン車で赤ワインをあけずにはいられず。
陶然としたまま、帰宅。



Stage 4
10月23日(火)どしゃぶりの雨、ときどき晴れ、のち小雨。

Blue Note 1st. stage

風邪がとうとうこじれて悪寒と熱。喉も痛い。
マリオのまねをして、ウイスキーのショットで喉を湿らす。

このセットだけ、唯一、ヒットカバー曲をやらなかった。
インストルメンタル演奏が、長め。ちょっと疲れたのか?
あるいは、ラストとなるセカンド・ステージに向けて
パフォーマンスをセーブしたのか?という
印象が少し残る。前夜が盛り上がりすぎたのか?

それでも、歌うとやはり、うまい。
今回はドラムのロレンツ・トゥッチが
ソロを熱演。すっかり、ハイ・ファイブの虜になった。

会場で偶然、思いがけない友人に出会い、テーブルでおしゃべり。
大好きな人たちに囲まれて、大好きなステージを共有できる、幸福。
どの回でも思ったことだけれど、独りでいくライブももちろん良いのだけれど、
喜びを友とシェアできると、
楽しさのバイブレーション、のようなものが増幅する。




東京で会いたい!という三年越しの夢がかなってしまったら、
ふぬけになってしまうかと思ったけれど、そうはならなかった。
もっと、聴きたい。また、会いたい。もっと知りたい。
月夜のテアトロで、風に吹かれてこのステージを見たい。
行くしかない。
そのためのたくらみ、目標、たくさん思いついた。

魂揺さぶる音楽はいつだって、これからだって、
私が歩くすこし先の道を照らしていてくれる。


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I Know it's Over
(but not for me!)


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by office_bluemoon | 2012-10-26 00:11 | Mario Biondi !!

Mario Biondi in Blue Note Tokyo

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Day2。

ただ、同じ街にいられるしあわせ。




Il second giorno di Tokio.

Semplicemente il momento più felice della mia vita.














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by office_bluemoon | 2012-10-21 11:50 | こころ、泡立つ(events)

heave

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たぶん、今日が今シーズン最高のうねり。
行き交う人、目が合う人、みんな天の祝福を受けたような
満ち足りた顔をしていた。

抑えきれない、微笑み。
海も、空も、風も澄み渡って。


そういえば、
heaven、とheave (うねり)、ってたった一文字しか違わない。
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by office_bluemoon | 2012-10-19 18:29 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)

ZAGATから。【ちかごろ目にあまる、カクテルにまつわる10のトレンド】

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レストラン・レーティング(格付け)で有名な
アメリカのZAGATメルマガで見つけた記事。 

元記事 
(赤い"Next"で次の記事に、"Prev"で前の記事に)

以下、ダイジェストで。

1.多すぎる素材
10種類以上の素材を混ぜて作るカクテルは
そりゃあイケてるかもしれなけれど、泥みたいな味がするのが関の山。

2.一杯$15以上するカクテル
「隠れ家」系で、古典的なテクに頼っているバーに多い。
「オレンジピール(乾燥したオレンジの皮)の炎をグラスに入れる演出をしたからって、
18ドルもぼったくっていいわけじゃない」

3.珍奇なフレーバーのウォッカ
マシュマロ風味のウォッカなんて、誰が飲みたい?

4.分子レベルで調合したカクテル
液体窒素をカクテルに入れて、マッド・サイエンティストよろしく
冷たい煙がもくもく立つカクテルを呑むっていうのは
確かに今一番クールなのかもしれないけど。

5.奇をてらいすぎたグラス

6.ハーブや花の過剰演出
森の妖精じゃないんだから。

7.ベーコン入りカクテルはかんべん
これって朝ごはん?ベーコン好きだったら、サイドメニューでどうぞ。

8.レトロな自分に酔いすぎ
いちいち中折れ帽をかぶって呑めって?
バーテンダーも、お客も、禁酒法時代を懐かしむレトロ主義が過ぎると嫌味。

9.金属ストロー
たしかに、冷たさを保てるし、使い捨てじゃないのはエコかもしれないけれど、無粋。
まず、ちゃんとストローの中を毎回洗っているか、はなはだ疑問。

10.目利きなのもいいけれど
品定めとか、うんちくはもういい。楽しく飲まなきゃ!
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by office_bluemoon | 2012-10-18 12:09 | Zagatから。

All that 昭和本三冊 (和田誠、開高健、サントリー)

風邪をこじらせて、こもりきり。
本三昧。それも、昭和本。

「銀座界隈ドキドキの日々」 和田 誠

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ご本人にお会いして、
すごいことをやってのけているのに
自由でオープンで爽やかなお人柄に魅了された。
Jazz本、映画本以外のものを初めて手に取る。

和田さんが社会人になってから、
ライト・パブリシティ社を辞めてフリーランスになるまで。
銀座がいまよりもずっと特別で、ピカピカで、でもトガった場所だった時代。
篠山紀信、横尾忠則、伊丹十三、高橋睦朗、
立木義浩、三宅一生らもまだまだ壮年期。
まだ誰もやったことのないことをやろうとする人と人がつながって
あたらしいデザイン、あたらしい表現、あたらしい時代が作られた。

草月会館がいわばジャズのメッカだったのは、知らなかった。


「地球はグラスのふちを回る」 開高 健

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面白かったのだけれど、やはりこの人は男性のための
男性作家である。
当時は、世界を股にかけて鯨飲馬食し、見て歩き、かつ、遊ぶ、なんていう
生き方を教えてくれる
まぶしいロールモデルだったのだろうなぁ。


「『洋酒天国』とその時代」 小玉 武

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サントリーのPR誌『洋酒天国』の編集部華やかなりし頃、
トリスバーの昭和を知る元宣伝部社員が編纂した
いわば、『洋酒天国』クロニクル。
この冊子が非売品で、しかも、割り当て制でトリスバーに置かれていたことを
知らなかった。
常連でなければ、容易に入手できなかったことも。

あれもこれも紹介したい、という著者の欲からか、視点がずれて
話もそれてときどき読みにくかったのだけれど、
裏話満載、の貴重な資料なのだと途中で腹をくくる。
なるほど、この著者は、白州の素敵なウイスキー博物館設立にも
たずさわっている。日本の洋酒史の
ベルエポックの証人、とでも呼ぶべきか。

佐治(鳥井)一族の来歴、
開高健、山口瞳は言うに及ばず、アンクルトリス(表紙参照)を描いた
柳原良平らに一章ずつさいている。同誌に寄稿していた
そうそうたる作家たちも次々に登場。
植草甚一や柳原良平など、先に読んだ和田誠の銀座クロニクルと
人脈がクロスオーバーしていて、昭和三十年代に多方向からスポットが
当たって、面白かった。

本書で植草甚一はジャズ評論の大家というだけではなく
映画評論の書き手として登場。
この系譜から、『ミステリ・マガジン』編集長時代の
常盤新平、字幕とチャンドラー翻訳の清水俊二(大先生)、
『宝島』の片岡義男(テディ片岡)、
淀川長治らも常連として寄稿していた。
トリスバーと、当時流行し始めた海外ミステリ、ハードボイルドとの
蜜月期のくだりが特に興味を惹いた。
男はかくあるべき、を模索していた
昭和ダンディズム、とでも名づけようか。

巻末に付録でついている、『洋酒天国』の目次一覧は、とても貴重。

酒が文化も醸成するのだなぁ。
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by office_bluemoon | 2012-10-17 12:37 | こんなもの、読んだ(本・雑誌)

"This is What You are" Mario Biondi

うれしいうれしいうれしい。
もうすぐ、とうとう、あえる!

ヨーロピアン・ジャズとか、スキーマ・レーベルに興味を持った
きっかけになった一曲。

フィルムノワールの「道ならぬ」感があって、
PVからしてかっこいい。






ほかにも、こんなにいい曲が。

Lowdown
What a Fool Believes
Close to You
My Girl
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by office_bluemoon | 2012-10-12 21:51 | Mario Biondi !!

at a cafe.


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友人とカフェでグラスを傾ける。
漂う葉巻の香り。
ガラス越しに見える、さっきまでいたブックストア。

こういう、なくても命にはかかわらない
ディテールから、文化が生まれる。
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by office_bluemoon | 2012-10-12 00:25 | 迷路に遊ぶ(おもふこと)