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『ボヘミアンラプソディ』、「8ビートギャグ」


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ようやく、みられた。『ボヘミアンラプソディ』

タイミングがこんなに遅れたのは、一緒にみる相手は、高校時代の大親友と、って

3ヶ月くらい前から決めていたから。予定がようやく合った。


映画が始まって5分くらい。『ライブエイド』会場、ウェンブリースタジアムに来場した

チャールズ皇太子とダイアナ王妃の姿をみたとたん、胸が熱くなった。そう、あの頃だ。

もう、戻らない。あの時代。20世紀のラスト数十年。


映画そのものへの感想はまとめきれないのでさておき、ふっと思い出したのが、この漫画。

『8ビートギャグ』


雑誌、『ロッキンオン』に当時連載されていた。デイヴィッド・ボウイ、デビッド・シルヴィアン、YMO、

マイケル・シェンカー、デュラン・デュラン、ポリス、ジョージ・マイケル......and moreをキャラ化した、

完全フィクションのスラップスティック漫画。画、よく似ていた。ハチャメチャだったけれど、

決して下品な方向にいかないところがよかった。それを、洋楽好きのクラスメート数人と

回し読みをした。フレディーはもちろん、ヘビロテ登場。変キャラで、かなりイジられまくっていた。


そう、伝説のバンド、というより、当時のクイーンは正直、わかりやすさとは対極の、キワモノ。

そこを敢えて好きで、歌詞も当然そらんじて聴いていることに、わたしと親友は

妙なプライドを持っていた(いまも、持っている)。

高校生にとって、直輸入雑誌は英語だからいまほど読めないし、そもそも高くて買えない。

それでも、ちょっとでも情報が欲しくて、写真がみたくて、学校帰りにデパートの書店で、洋雑誌を読み漁った。

いま思えば立ち読み天国だ。同じデパートの高級オーディオ売り場では、レーザーディスク(!)の

ミュージックビデオエンドレス再生を何時間も夢中でみていた。


この『8ビートギャグ』、仲間と回し読みしているうちに勢い余って、漫画の上手い子が、

このパロディ漫画冊子を勝手に創刊した。自分たちの憧れのロックスターと、キャラ化したクラスメートを登場させ、

連載漫画をホチキスで留めて回覧。部数も、せいぜい、3部くらい。わたしも、ちゃっかり登場させてもらった。


映画をみている2時間あまり、制服がきゅうくつだったあの時代が記憶から立ちのぼる。先生の話なんて

ろくすっぽ聞いてなくて、授業中に手紙を回しっこしたり、テーブをダビングして友だちにあげたり、

机の下で文庫本を読むのに忙しかった。


そのときに意地になって大切にしていた、目でみたり、手でさわったりできない何か。

そのいくつかの何かは、いまもまったく変わらない。


人生で大事なことって、だいたい15歳で決まっている。

(画像はAmazonよりお借りしました。)





















































































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# by office_bluemoon | 2018-12-08 13:37 | Life is Cinema (映画)