やかた
堅牢で、過度な飾りがなくて
なんびとも
経年の変化をも包み込むおおらかさがあって。
その旧い建造物にはないのは
軽妙さだけ。
でもそれはきっと、音楽や絵画、家具、
調度品などが補ってくれるもの。
そういった要素が配合されてはじめて、
やかたの佇まいに
陰影やリズム、住まう人の個性が映える。
やかたのような
ありようっていいなぁ、と思う。
今、最もあらまほしきものは、
小気味良い軽妙さ、かな。
by office_bluemoon
| 2009-12-23 11:19
| 迷路に遊ぶ(おもふこと)