"Let the Great World Spin" - 2
book circle 2回目議事録:
課題:"Let the Great World Spin" Colum McCann (フィクション)
後半について。
出席者:
常任メンバー 3人
ゲスト 3人
主な論点:
「これはいったい何についての物語か?」
- 喪失と欠落、再生
- とどのつまりが、Jaslynのものがたり
- ポスト911のアメリカ。移民社会の断片
- 瑣末なできごともかならず、他の人の人生に作用している
- 貿易センタービルツインタワーの間の上空を綱渡りするのを
マンハッタンの人々が見上げている、という構図の示唆
発展した話題:
ラテン文学の手法(マルケス、プイグ)との対比
ミラン・クンデラについて
小説の映画化について
翻訳によってそこなわれるもの(スペイン語→英語の場合)
次回課題本:
"To Kill A Mockingbird" Harper Lee
Chapter 8まで。
推薦者の弁:
「これまで読んだ中で、最も完璧な小説。どの語も意図を持って慎重に選び抜かれている」
持ち寄り会食メニュー:
・ヤムウンセン(春雨サラダ)
・タイ・グリーンカレー
・チキン・ヒット・エンド・ラン(パプリカの玄米・チキン・ズッキーニ詰め)
・オーストラリア・ワイン(白)
・カリフォルニア・ワイン(赤)
・バニラとチョコアイスクリーム カラメルソースがけ
・四国から届いた小夏(柑橘)
・コーヒー・ハーブティー
課題本を読んだ人も、読んでない人も、
饒舌に議論。
料理とお酒の魔力もあったと思うけれど。
オーストラリアから、というワイン・マーカー。
左から、笑いカワセミ、ウォンバット、コアラ!
by office_bluemoon
| 2010-04-30 08:46
| Book club 議事録