2011年Book, Cinema & Music 総括
手元の控えによると、
書籍76冊。
映画16本。
これだけかぁ、と今年も思う。
2011年読書生活について。
自主的、自発的ではない読書。つまり、読書会の課題図書や、
ありがたいことに依頼を受けて、のレジュメ執筆、
翻訳のための読書が多かったのが特徴。
何ものにもとらわれない
放埓な読書の領域を残したまま、
仕事ベースの読書も増やしていくのが今年の課題。
周囲のbookworms、本の虫たちの読書エネルギーが刺激で、
原動力だった。感謝。
洋書の割合が増えたのも、2011年の特徴。よしよし。
ベスト2+1
『カデナ』 池澤夏樹
『なぎさホテル』 伊集院 静
『初秋』から
ロバート・B・パーカー、『長いお別れ』、『ブレイバック』を
筆頭に、レイモンド・チャンドラーの和英、両文体にしつこく注目して
再読。
力量のなさから忙殺されているときほど、
頭を冷やして原点にたちかえりたくて、就寝前にこれらのシリーズを再訪した。
オアシスの泉だった。
文体、翻訳の賞味期限について考えるときの基軸とした。
好き、を抑制しなくていい幸福。
2011年映画生活について。
じっと座っている時間を捻出できなかった。
今年はi-padを活用させよう。
感性を停滞させないこと。世の中を悟ったふりをしないこと。
自分はなんてものを知らなかったんだろう、とびっくりし続けていること。
ベスト3
落下の王国
海の上のピアニスト
アメリカ、家族の風景
2011年音楽生活について。
アルバムベスト3
Solo Monk Thelonius Monk
Duets II Tony Benett
SWOP! Club des Beluga
断酒中に幾度となく聴いて
エア酩酊した思い出の曲のひとつ。
What is Jazz
Club des Beluga
by office_bluemoon
| 2012-02-21 09:56
| こんなもの、読んだ(本・雑誌)