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槍鉋(やりがんな)

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限界集落に鳥居を新しく建てるプロジェクトも終盤に。
いつもの里山に、焚火係としてついて行く。
このあたりは台風の塩害もなく、山は少しずつ黄色く染まる。
サルの親子が柿を拾って食べていた。


棟梁が見守る中、しろうと大工が緊張しながら槍鉋をかける。
水平に、力を入れず鉋を引くと(楽そうにみえてもめちゃくちゃインナーマッスルを使いそう)、
ひのきの木っ端がしゅるしゅると薄くむけていく。
棟梁はすっかり任せてくださり、仕上げをチェックするのみ。
その間、落語だの、映画だの、棟梁のテンポのいいお話、
ドラマチックな転身の歴史をうかがう。立て板に水。心地良い職人節。

昼は蕎麦名人が5時前に起きて打った蕎麦。
そば厚揚げ、キノコのサラダ、さつまいものポテトサラダを、
フル回転で10人前ちょっと用意する。

もともとは民宿だった古民家は、厨房が広い。
それでも5、6人が、蕎麦が茹で上がるタイミングにすべてを
終わらせようとするから最後は締め切り前の編集室、とか、
実況放送の現場、みたいに大声が飛び交い、バタバタに。

名人いわく、「蕎麦は茹でたあと、1分経つと1割味が落ちる」と。
信じていなくて、ごめんなさい。
生まれて初めて、ほんとうにそう、とわかりました。
勧められるがまま、2枚半ほどいただきました。






























































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# by office_bluemoon | 2018-10-20 13:05 | こころ、泡立つ(events)