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カテゴリ:こころ、泡立つ(events)( 223 )

槍鉋(やりがんな)

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限界集落に鳥居を新しく建てるプロジェクトも終盤に。
いつもの里山に、焚火係としてついて行く。
このあたりは台風の塩害もなく、山は少しずつ黄色く染まる。
サルの親子が柿を拾って食べていた。


棟梁が見守る中、しろうと大工が緊張しながら槍鉋をかける。
水平に、力を入れず鉋を引くと(楽そうにみえてもめちゃくちゃインナーマッスルを使いそう)、
ひのきの木っ端がしゅるしゅると薄くむけていく。
棟梁はすっかり任せてくださり、仕上げをチェックするのみ。
その間、落語だの、映画だの、棟梁のテンポのいいお話、
ドラマチックな転身の歴史をうかがう。立て板に水。心地良い職人節。

昼は蕎麦名人が5時前に起きて打った蕎麦。
そば厚揚げ、キノコのサラダ、さつまいものポテトサラダを、
フル回転で10人前ちょっと用意する。

もともとは民宿だった古民家は、厨房が広い。
それでも5、6人が、蕎麦が茹で上がるタイミングにすべてを
終わらせようとするから最後は締め切り前の編集室、とか、
実況放送の現場、みたいに大声が飛び交い、バタバタに。

名人いわく、「蕎麦は茹でたあと、1分経つと1割味が落ちる」と。
信じていなくて、ごめんなさい。
生まれて初めて、ほんとうにそう、とわかりました。
勧められるがまま、2枚半ほどいただきました。






























































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by office_bluemoon | 2018-10-20 13:05 | こころ、泡立つ(events)

wanna dance !


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2度目のタップステージは、3曲。

2つ、どうしてもクリアできない、必ず間違えるステップがあって、
直前の3日、お湯を沸かしている間も、バスを待つ間も、
人の少ない車両でも踏み続けた。

精度がどうしても上がらないので、開き直ることにした。
楽しもう、と。
間違えたって、いいや、と。


そう思うことにしたら、開幕してから2時間、
ものすごい多幸感のなかにいた。























































































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by office_bluemoon | 2018-10-13 13:25 | こころ、泡立つ(events)

a jazz trio live in an old folk house

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山梨の小さな集落。
高台にある、その美しい古民家とご縁ができたのは、
2年前の春。
冷やりとした三和土に足を踏み入れ、黒々と光る板敷の間をみた瞬間、
低音が響きそうだなぁ、ジャズをきいてみたいなぁ、と強く思った。

その古民家で、年に2回開かれるジャズトリオのライブにようやく行けた。
今回で9回目とのこと。
台風一過。目に沁みる青空。

手作りの手ぬぐいハットに割烹着、の
双子のようなおばあちゃん2人と囲炉裏端に座って、
一緒に手拍子とスイング。
1回目からずっときている、という。

何の曲なのか、はおろか、ジャズのお約束とかまったくわかってなさそうなのに、
ドラムソロの長い長いインプロビゼーションがぴたっと決まって
シンバルがバーン、と鳴った瞬間、
こちらを振り向いた、おばあちゃん。
「鳥肌がたったわぁ」と、にっこり。
最高だった。












































































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by office_bluemoon | 2018-10-06 12:51 | こころ、泡立つ(events)

『ミケランジェロと理想の身体』

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『書物』展がよすぎて、ミケランジェロ展のほうに足を伸ばせなかった、と
しきりに悔やんでいたら、関係者友人からチケットが。
いただいたそのとき、都内近場にいたので、その足で上野に。
イタリア語授業でも扱った、《ダヴィデ = アポロ》の本物をこの目で確かめに行く。

それにしても、名作といわれる文学ですら、100年の月日に耐えられるものは稀。
科学の真理といい、芸術といい、人々が大切に受け継いだ知性・才能の
きらめきが、約500年の時空を経ていま、目の前にあるってすごい。

写真は、撮影可だった、《ラオコーン》のレプリカ。
どの角度からみても、息をのむ迫力。



























































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by office_bluemoon | 2018-09-22 12:38 | こころ、泡立つ(events)

talks over a glass of wine


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写真は、前掲の『世界を変えた書物』展で
夢中で撮った中から(*撮影自由)1枚。
レントゲンの『新種の輻射線について』。ドイツ語。
当時、この写真をみた人はどれだけびっくりしただろう。


鑑賞後、精養軒で時間調整。
昼食に、レトロなオムライス。
フリースペースで、持ち歩いている仕事を少し片づける。

ミュージアムショップでハガキを買い、
友人にしたため、投函。
美術館・博物館にはぼうっとできるスペースもたくさんあって、ありがたい。
ミケランジェロ展に入る時間はなくなってしまった。
ロダンが外にあったのを思い出して、駅に戻る道すがら、みる。
何十年ぶり。

上野から一路、会議へ。
会議終了後、先輩というか、ボスと、同僚と、青山で食事。
前期のふりかえりと、夏の報告。

この夏調べもので、黒澤映画をかなりみた、と話したら、
この先輩は黒澤作品はすべて見倒した、と。

気に入ったら全部みる、読む、という彼のスタイルは徹底していて、
『ファーブル昆虫記』、司馬遼太郎、山本周五郎、ゴルゴ13、
ビリー・ワイルダー作品、ボブ・ディランの曲, etc...については、
「手に入るものは全部みました/読みました/持ってます」といってのける。

このスタイルは真似する価値がある、と今日も思った(なかなかできない)。

ミモザ、で始まり、白、赤と進む。かろやかに時が過ぎた。




































































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by office_bluemoon | 2018-09-21 13:59 | こころ、泡立つ(events)

beach friends

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月曜日で海の家おさめをした、と思っていたら、
海友だちから、昼の海のお誘いが。

「海の家でカツ丼とか、かき氷食べようよ!」

海の家で待ち合わせができるのも、今週金曜日まで。
また来年。









































































































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by office_bluemoon | 2018-08-30 06:31 | こころ、泡立つ(events)

ending summer sunset


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海の家も今週いっぱい。
ホームビーチにとなり町の友人と。サンセット狙いで。

夜風が運ぶ、夏の記憶。
月が照らす、いま、ここ。そして未来。





















































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by office_bluemoon | 2018-08-27 20:22 | こころ、泡立つ(events)

a short trip


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日帰りで山梨に。ようやく、の1日オフ。
ほとんど写真を撮らなかったので、備忘録。

4時起き。相模原、高尾と友人たちを拾い、一路山梨に。

●増冨温泉。日本有数のラジウム泉で、源泉が35度とか。
毎年、夏に必ず訪れる。

湯舟に入るときは「冷たい!」と思わず声が出るが、
慣れてそのうちぽかぽかしてくる。
そのぽかぽかが持続するのがラジウムの底力。
地球のエキスをいただいているかんじ。

夏に入ると実に心地良い。冬は温まれないので、ちょっとつらい。
日本中から、健康を願う人々が不便なこの山間の温泉地を訪れる。

●白州。目指したそば屋が満員で入れず、
以前訪れたことのある森の中のそば屋、翁に。
つゆとおろし、蕎麦の実などをジュレにし、
蕎麦の上で崩していただく。

ただいま、といいたくなる白州。今回は酒造の七賢にだけ立ち寄る。

海外市場を視野に入れた七賢の躍進。
試飲やセミナーで社長のプレゼンなどをきいていて、
どう変わったのかが心配だったけれど、
これならば、とひと安心。

ウイスキー樽で仕込み、瓶内二次発酵したスパークリングは
さすが、唸った。
酒のカテゴリの垣根を取り払い、
サントリー白州工場とのコラボレーションを果たす。
日本酒の未来がここに。

●その後、高速で西の身延へ。
和紙の里。友人たちは紙漉き体験。

ご縁のできた芦川集落に夕刻到着。(続く)































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by office_bluemoon | 2018-08-27 06:59 | こころ、泡立つ(events)

everybody dancing


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無事に初日を迎えた盆踊り。
台風の足取りがみえず、その日の昼まで開催が危ぶまれていた。

読経のあと、炭坑節ではじまる。
おりしも満月。
あぁ、こういう月夜にみんなで歌って踊った曲なのだな。

みんな、おどる。くるくる、まわる。わらう。
ことしもみる、あの顔、この顔。

これがなければ、わたしの夏は終わらない。
世界一の盆踊り大会。










































































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by office_bluemoon | 2018-08-24 07:25 | こころ、泡立つ(events)

dim lights


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隅々までみえないからこそ、
質感を増す世界がある。

今年の長谷寺では、
ハスの花を模した照明で足元を照らしていた。

大仏を見上げる。
風がここちよい。





















































































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by office_bluemoon | 2018-08-20 06:22 | こころ、泡立つ(events)